1819年(文政・天保期)の大阪の年代記『攝陽奇観(せつようきかん)』に「紅毛渡り更紗眼鏡流行大阪にて贋者多く制す」という記述があり、
カレイドスコープは発表後わずか3年で日本に伝わったことになります。

1850年に蘭学者の高野長明が訳した「三兵答知幾(サンペイタクチーキ)」にも「可列以度斯可布(カレイドスカフ)」という記述が見つかっています。
その後明治時代に入っては「百色眼鏡(ひゃくいろめがね)」とも呼ばれ、さらに改良されたものが「万華鏡(ばんかきょう)」として人気をあつめました。
国産品も出回り、1890年頃には「錦眼鏡(にしきめがね)」として流行しました。

これ以降、現代まで誰もが知っている子供の玩具として、また観光地でのお土産として日本で定着することになりました。

◆日本の「カレイドスコープ・ルネッサンス」

1994年、日本初の万華鏡のみを扱う専門店「カレイドスコープ昔館」がオープンしました。
そこで紹介されたアメリカン・カレイドスコープをきっかけに日本でも子供の玩具として認識されていた万華鏡は
大人の想像力を刺激するファンタジックなツールとして再評価の動きが高まりました。

1997年には「The Brewster Society Japan(ザ・ブリュースター・ソサイエティー・ジャパン)」が設立され、日本の「カレイドスコープ・ルネッサンス」が始まりました。
そして現在、作品として万華鏡を制作する日本人アーティストも多く現れています。

カレイドスコープ昔館
http://www.brewster.co.jp/index2.html

東京都港区麻布十番2-13-8
大きな地図で見る

営業時間
11:30-20:00(平日)
11:00-18:00(日・祭日)

―万華鏡の歴史―

万華鏡の発明者≪デヴィッド・ブリュースター≫

ブリュースターの著書「THE KALEIDOSCOPE」

チャールズ・ブッシュによる第2次万華鏡ブーム

アメリカでの「カレイドスコープ・ルネッサンス」

日本の万華鏡の歴史